昔は車といえば水車のことだったんだよ
三鷹市には、大沢の里水車経営農家に、通称新車(しんぐるま)と呼ばれる、日本でも有数の水車があります。
しんぐるまは、江戸時代の文化5(1808)年頃に創設され、昭和43(1968)年頃に野川の改修によって水流が変わるまでの160年間、回り続けていました。
野川の改修工事によって水車の稼働は停止しましたが、八代目当主の峯岸清さんが水車全体を大切に保存してこられたため、現在も、複雑な機構を持つ水車装置全体が良好な状態で保存されています。
お米を精米したり、そばや小麦を挽いていたんだよ
「大沢の里 水車経営農家」では、「母屋」や「水車小屋」、野川の水の量を調節する「さぶた」など、しんぐるまを使っていろいろな仕事をしていた昔のくらしを見ることができます。くわしく説明してくれる市民解説員の方や管理人さんもいますので、ぜひ訪れてみてください。
所在地
三鷹市大沢6丁目10番15号
周辺の地図情報(三鷹市わがまちマップ)(外部リンク)
休館日
火曜日(火曜日が祝日の場合は、その翌日)、年末年始(12月28日から1月4日まで)
入館料
200円(大沢の里古民家との共通券、中学生以下は無料)
年間パスポート1,000円(大沢の里古民家と共通)
公開時間
10:00〜17:00(4月~10月)
10:00〜16:00(11月~3月)
交通案内
- JR三鷹駅南口から 小田急バス「榊原記念病院」、「朝日町三丁目」または「車返団地」行、「竜源寺」下車徒歩5分
- 京王井の頭線三鷹台駅より みたかシティバス「三鷹台・飛行場ルート」「竜源寺」下車徒歩5分
- 京王線調布駅より 京王バス「武蔵小金井駅南口」行「野川公園一之橋」下車徒歩10分
※現地に駐車場はありません。近くのコインパーキングなどをご利用ください。
詳しい情報はこちらから
三鷹市 |大沢の里水車経営農家・新車(しんぐるま)
■施設概要 文化5(1808)年頃創設された武蔵野地域を代表する営業用水車・新車(しんぐるま)を公開しています。敷地を含む全体が東京都指定有形民俗文化財となっており、…
三鷹市 |三鷹の水車「しんぐるま」大沢の里 水車経営農家
三鷹に残る日本でも有数の水車・しんぐるま。200年以上前に作られた水車を現地で保存し、水輪を稼働しながら公開しています。